小型なのに高機能なマンフロットのミニ三脚「PIXI EVO」。

ようやくミニ三脚を購入致しました。ありがとうございます。

どうもこんにちは。プラマケのけーすけです。

現在、SONYのα6000というミラーレス一眼カメラを、このブログの商品紹介用のブツ撮りなどで使用しているのですが、前々からミニ三脚(卓上三脚)が欲しくて欲しくて、色々と調べてました。

初めての三脚ですが、安すぎるものにすると、性格上すぐに新しいのは欲しくなってしまうので、それなりに評判が良くて、使いやすそうな三脚が良いなぁ。なんて思っていたら、ついに先日、これ良いじゃない。という三脚に出会いましたので、ご紹介させて頂きます。

それがコチラ。

 

この商品自体はもう数年前に発売されていて、結構出回っているみたいなのですが、僕みたいなカメラ初心者には初めましてのアイテム。綺麗な写真を取るためには、やっぱり三脚の力を借りたいところ。でも、いきなり本格的なあのバッグパックからはみ出すような大きな三脚は間違いなく持ち歩かないので、今回購入したマンフロットの「PIXI EVO」は僕にとってすごく最適な三脚でした。

 

 

Manfrotto PIXI EVO

 

 

こちらがマンフロットから発売されているミニ三脚の『PIXI EVO』。

マンフロットは、イタリアにあるカメラ用の三脚や雲台、ライティング用スタンドやアクセサリーなどを製造、販売する会社です。カメラ業界では言わずと知れた有名メーカーさんですね。

実は、マンフロットから発売されているミニ三脚シリーズにはもう一つ『PIXI』というものがあります。『PIXI EVO』に比べてさらにひと回り小さいミニ三脚で、ポケットにも入るくらいのサイズ感なのですが、いろいろな理由から、少し大きめの『PIXI EVO』にしました。ちなみに、『PIXI EVO』の”EVO”とは、EVOLUTION(エボリューション=進化)の意味で、『PIXI』の進化版ということですね。

簡単なスペック表を作りましたので、参考にして下さい。

商品名 PIXI EVO PIXI
重量 250g 190g
格納時の高さ 23.0cm 18.5cm
開脚時の高さ(最低高) 10.5cm(全伸高 20.0cm) 13.5cm
最大耐荷重 2.5kg 1.0kg
脚の長さ調整 ○(5段階調整) ×
開脚角度調整 ○(2段階調整) ×
縦構図 ×
カラーバリエーション ブラック / ホワイト / グレー ブラック / ホワイト / グレー

 

『PIXI EVO』にした理由。

 

ここからは、なぜ『PIXI』ではなく『PIXI EVO』にした理由をつらつらと書き連ねて行きたいと思います。

 

耐荷重がアップ。

『PIXI』の最大耐荷重が1.0kgだったのが、この『PIXI EVO』では2.5kgまでアップしました。

僕の持っているα6000の重量がレンズ込みで約500gなんですが、これからレンズ新調したり、フルサイズに移行したりすることを考えると、最大耐荷重が1.0kgの『PIXI』だと心許ない感じ。

撮影しながら転倒してしまっては意味ないですしね。

 


 

足の長さ調整と開脚角度調整が可能になった。

『PIXI』では、足の長さ調整も、開脚角度の調整もできませんでしたが、『PIXI EVO』は両方とも調整できるようになりました。これは素晴らしいですね。

ちなみに開脚角度は2段階調整で55度と80度。結構ローアングルからの撮影もできそうですね。足の長さ調整は5段階調整で最低高が10.5cmで、全伸高が20cmになります。

足の長さ調整は、各足についているボタンを押して引っ張り出すだけ。

これを

グッと押して引っ張る。

スチャっと。簡単ですね。

続いて、足の開脚角度の調整は、足の付け根のボディ部分にスライド式のスイッチがあるので、スライドするだけです。しかもスイッチの下に、開脚させた三脚のアイコンが描かれているので、すごく分かりやすいですね。

こいつを

こう。

これをスライドすることで、脚の付け根にあるパーツが同時にスライドする仕組み。

分かりにくいですが、この状態だと黒いパーツが見えてますが、

スライドすると・・・

収納されました。これによって開脚角度が広がるわけですね。

この脚を閉じた状態が0度。

第1段階目の55度。

第2段階目の80度。

夢が広がる角度ですね。笑

 

カメラ本体への装着がしやすくなった。

『PIXI』のカメラと接続するネジは独立しておらず、三脚に固定されているので、三脚本体をグルグル回すか、カメラ本体をグルグル回すかしないと固定できませんでした。

しかし、『PIXI EVO』に関しては、ネジが独立し、丸いギアパーツが新たに追加され、そのパーツを回せば、ネジだけがクルクルと回ってカメラと三脚をネジ留めしてくれる構造。この点は、他のブロガーさんのレビュー記事なんか見てても高評価だったみたいですね。

これがそのギアパーツ。

こいつをクルクルと回すだけで固定することができました。ただ、油断したらカメラが落ちてしまいますので、必ずカメラ本体は手で支えておいて下さい。

もう終わりました。これもすごく簡単ですね。

 

雲台の固定方法がネジ式になった。

こちらも『PIXI』と比べて大きく変更された点で、ボール雲台の固定と解除方法が、プッシュ式からネジ式になりました。

『PIXI』は、ノブ部分を押すことで、ボール雲台が解除され角度調整が出来ていました。ノブを離すと固定。これはこれで分かりやすくて簡単ですね。しかし、今回の『PIXI EVO』は、プッシュ式ではなく、ネジ式になりましたので、ノブを摘んで回して固定と解除を行います。そのため、雲台を固定する時に自分で力加減を調整できるようになったので、より強固に固定することが可能になりました。

このノブを

クルクルと緩めると

良いですね。

 

 

縦位置での撮影が出来るようになった。

先ほどの、開脚角度調整用のスライドスイッチの横あたりに、くぼんでる部分があります。

これのおかげで、ネジを緩めて雲台の角度調整をする時に、このくぼみに雲台の棒を倒し込むことで縦位置での撮影が出来るようになりました。真上や真下向きの撮影も可能に。ブツ撮りなんかの時は三脚の下に高さのある台を置いて真下向いて撮影することはあるかも。

これを

バタン。

素晴らしい。

ただ、ミニ三脚なので、真上向けたり真下向けたりすることはあまりないかもしれませんが、上向きの可動域が広がったので、例えば空や星なんかの撮影はしやすくなるかもしれませんね。

個人的には縦位置での撮影の予定は今のところほとんどありませんので、多少の角度調整で満足しそうです。

 

素人目線で気になるところ

 

ここからは、カメラ初心者でもある僕が、実際に手に触れてカメラを装着して、試しに撮ってみて感じた気になるところがありましたので、そちらを書いていきます。

 

結構しなる。

三脚って「カメラを装着して綺麗な写真を撮るためにガッチガチに固定するもの」というイメージなんですが、この『PIXI EVO』は、足を5段階目、つまり伸ばし切った状態にして上からカメラを押すと、グイングインと脚の根本がしなるんですね。

これってこんなもんなのかな?と思ってYouTubeなんか見てたら、同じ意見の人が結構いたので、あまり良くないみたいです。まあでも、そんなにカメラを上から押すことはないので、特に問題はないんですけど、本格的なプロのような方たちは気になるかも?

 

固定用の各パーツがプラスチック。

カメラ本体を固定するギアパーツや

ボール雲台を固定するノブ部分、

これが全部プラスチック素材なんですね。

固定する時に、力入れすぎちゃうとなんだか割れちゃいそうです。なので、緩すぎず締めすぎずというなかなか難しい調整が必要。Amazonのレビュー欄でも「壊れたー!!」なんて方がいましたので注意しながら使いたいと思います。

 

全体的にチープ。

上記の内容とほとんど同じ内容ですが、プラスチックパーツが多くて、値段の割にチープな印象です。高級感はありません。ただ、デザインはすごく好みなので、持っていて気持ち良いというか、ワクワクしますね。

ベースがアルミで、プラスチック多めなのが、軽量さに繋がっていると思えば許容範囲内です。手触りはサラサラとザラザラの中間くらいでしょうか。個人的には好みです。関係ないですが、脚にあるロゴのフォント好きです。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

マンフロットの『PIXI EVO』をご紹介しました。

スマホのカメラ性能がどんどん上がっている中でも、やはり夜景の撮影やブツ撮りの時の手ブレが気になるような場面では三脚が必要になってきますよね。このマンフロットの『PIXI EVO』には、スマホを装着できる別売パーツもあり、併せて購入しました。これもなかなか優秀。

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このコンパクトさで、フルサイズの一眼レフからスマートフォンまで取り付けられる『PIXI EVO』はものすごく便利な万能ミニ三脚でした。アングル調整もしやすく、色々なシーンに柔軟に対応してくれるので、快適な撮影に役立ってくれています。

軽量でコンパクト、バッグに入れて持ち運びもしやすい、そんな使い勝手のいいミニ三脚をお探しの方はぜひチェックしてみて下さい。

 

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