【Manfrotto POCKET三脚 レビュー】気軽に持ち運べて多様なアングルに対応した超薄型でポケットサイズのミニ三脚。

 

けーすけ
意味なさそうな三脚だけど優秀です。

 

どうもこんにちは。プラマケのけーすけ(@PRAGMATICMARKET)です。

 

ZV-1を購入してからというもの、休日に試し撮りをして色々と楽しんでいるのですが、基本的には手持ち撮影。先日紹介したUlamziのミニ三脚”MT-08”とセットで持ち歩くことが多いのですが、飲食シーンの撮影においてはMT-08だと高すぎるアングルが微妙。かといって三脚なしでテーブル撮影すると、微妙に高さが足りず、お皿メインの撮影になってしまうので、こいつを購入しました。

 

それがコチラ。

 

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それではいってみましょう。

 

 

Manfrotto POCKET三脚|概要

 

 

カメラ用の三脚や雲台、ライティング用スタンドやアクセサリーなどを製造、販売する会社”Manfrotto(マンフロット)”。カメラ業界では言わずと知れた有名メーカーさんですね。

 

そのマンフロットの言わずと知れた名三脚がこの”POCKET三脚”。ミラーレス一眼カメラにも対応した折り畳み式のミニ三脚で、カメラに付けたままでも邪魔にならず、使いたい時にすぐ使える、そんな優秀な三脚です。

 

POCKET三脚はサイズが2種類あって、SサイズとLサイズ。Sサイズに関してはブラック以外のカラーバリエーションも豊富になってます。Lサイズはブラックだけだったかな。

 

Manfrotto POCKET三脚|外観と仕様

 

さっそく見ていきましょう。まずはパッケージ。

 

 

中身はこんな感じ。ボディは台形みたいになっています。

 

 

裏面

 

 

カメラ本体に取り付けるネジはみんな大好き1/4インチネジ。大体のキャメラには装着可能ですね。ただし、硬貨などのコインで締めるタイプなのでご注意を。

 

 

サイズはざっくりですが8cm×5cm。

 

 

厚みはなんと0.9cm。

 

 

重量は正確無比で有名なタニタ調べで74g。サイズ感の割に重ため。

 

 

耐荷重は約1.5kgなので、小型のミラーレス一眼ならレンズ次第ですが装着可能です。僕のα6000もバッチリ。

 

 

SIGMAの16mmF1.4を装着するとアウト。バランス取れません。

 

 

三脚部分は折りたたみ式になってるので使う時は足を広げるだけ。

 

 

足の根本には強力なバネが装着されており、角度調整はほぼフリー。

 

 

脚の先端にはラバー素材が。滑り止めバッチリですね。

 

 

脚を90度まで起こした時の高さは約4cm。意外と高くなりますね。

 

 

ロゴの主張は激しめ。マンフロットのロゴマークはどうしても鶏の脚にしか見えない。

 

 

Manfrotto POCKET三脚|特徴

 

僕が思うPOCKETミニ三脚の特徴は以下の3つ。

●とにかくコンパクト

●薄すぎ

●つけっぱなしでも邪魔にならない(ポケット運用では邪魔)

 

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特徴① とにかくコンパクト

 

 

コンパクトなモノが大好きなので”手のひらサイズ”とか”ポケットサイズ”なんて言葉にめっぽう弱いのですが、この三脚も例に漏れず。

 

見てください。すっぽり。

 

 

ZV-1に装着してもこんな感じでコンパクト。

 

 

実際に装着して上から見るとこんな感じでみえません。

 

 

特徴② 薄すぎ

 

概要のところでもチラッと出しましたが、折り畳み時の厚みがなんと0.9cmとかなり薄々。

 

 

出っ張って見えますが、実際に見てみるとこの0.9cmという薄さのおかげもあって、そこまでのゴツゴツしい感じはありません。ほんと考えられた設計ですね。

 

特徴③ つけっぱなしでも邪魔にならない(ポケット運用では邪魔)

 

 

先ほどもお話しした通り、コンパクトで薄型なので三脚つけっぱなしでも全然邪魔になりません。

 

装着には10円玉などのコインが必要になってくるので基本的には家を出る前に装着して、そのまま持ち運ぶ。そんな感じの運用になるかと思いますが、サコッシュやボディバックに入れて持ち運ぶ僕は全く邪魔になりません。

 

世間一般の小型の三脚は、言ってもそこまで小型ではないのでつけたまま持ち運ぶのはちょっと億劫。でもPOCKET三脚はそんなことはお構いなしでそのままバッグにポーンです。気楽なもんです。

 

ただし、サコッシュなどを持ち歩かない人は付けたままだとポケットに入りにくくなるのでオススメはしません。冬場なんかのアウターのポケットとかなら問題ないのですが、今の時期ってもうかなり薄着になってポケットもそんな余裕ないと思いますので、別々に持ち運んだほうがいいかもしれません。

 

Manfrotto POCKET三脚|イマイチなところ

 

手のひらサイズのコンパクトさと1cm以下の薄さが特徴のマンフロットのポケット三脚ですが、実際に触ってみるとイマイチなところもチラホラ。

 

イマイチなところ① 取り付けにコインが必要

 

 

コインなんて財布持ち歩いてるから持ってるし別に問題ないでしょ。って思った皆さん。違うんです。キャッシュレス推進派の僕は基本的に小銭を持ち歩かないんです。

 

なので、コインで締めるタイプはちょっと苦手。同じような方居られると思うので、もうコインを一枚持ち歩くか、出かける前に装着してもうこの三脚以外は今日は使わないという強い意志が必要。

 

カメラセットの中にコイン忍ばせておかないと。

 

イマイチなところ② 装着したままバッテリーやSDカードの交換ができない

 

 

なんとなくは想像ついてましたが、この三脚を装着したままではZV-1のバッテリーもSDカードも交換ができません。

 

リグを装着していても関係なく無理です。まぁこればっかりは諦めるということで、取り付け用のコインを持ち歩くことにします。

 

イマイチなところ③ 鉄とゴムがメインだから重ため

 

めちゃくちゃコンパクトで薄い三脚なんですが、鉄とゴムでできているのでやや重たいです。

 

リグつけてる時点で366gとまぁ重たくなってるのですが、そこからさらに74gアップとなるとなかなか。フル装備での重量は正確無比で有名なタニタ調べで440g。

 

 

35mmF1.8の単焦点つけたα6000の重量が513gなので、それよりはもちろん軽いです。でもそこまで変わらんという。これは悩ましい問題ですね。

 

 

 

普段は2台運用でフル装備ZV-1が440g、DJI POCKET2がケースもろもろ込みで190gなので、毎回650g弱の荷物を持ち歩いていることになりますね。ただDJI POCKET2の手振れのなさは圧倒的なので重いけど2台運用が理想的ですね。

 

Manfrotto POCKET三脚|まとめ

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

今日はManfrottoのPOCKET三脚のご紹介でした。

 

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僕が購入したのはLサイズなんですが、サイズ的にはLで良かったですね。Sサイズだとコンパクトさが優先されて使い勝手があまり良くなさそうな印象でした。

 

ちなみにSサイズはカラーも豊富なので、ブラック以外が欲しい方はSサイズを選ぶのもアリかもしれませんね。

 

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コンパクトで超薄型なミニ三脚なので持ち運びにも最適。アングルのマンネリ化にも一矢報いてくれる三脚ですね。僕もこれ以外にもマンフロットのPIXI EVOや最近紹介したUlamziのMT-08などのミニ三脚を持っていますが、ミニ三脚コレクションがまたひとつ増えたのは嬉しいですね。

 

メインでガッツリ使うかどうかはわかりませんが、MT-08とこのPOCKETミニ三脚の運用でしばらくは過ごしてみたいと思います。

 

皆さんもコンパクトでミニマルな三脚をお探しでした一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

 

それではまた。

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