どうもこんにちは。プラマケのけーすけです。
オフィス移転に伴い、作業環境を大幅に変更しました。これまでは12インチのMacBookで作業していたのですが、LGの34インチ外部ディスプレイに接続し大画面での作業環境を構築するために以前紹介したAnkerのPowerExpand+ 7-in-1 USB-Cハブを使って接続していました。
この類の「全部入り」というのは、やはり正義。 どうもこんにちは。 先日MacBook AirからMacBookに乗り換え、毎日仕事で持ち歩いてパチパチしているのですが、電池持ちもいいし、Airよりも軽いし、素晴らしく薄いし、特に[…]
これはこれでよかったんですが、どうしてもデスク上がごちゃごちゃしてしまいます。MacBookにハブを接続して、ハブにMacBook充電用のUSB-CケーブルとHDMIケーブルの2本を繋ぎます。そしてそのハブをデスクに置くんですね。そうするともう全然スマートじゃないんです。なんかモッサリしたデスクになるのがどうしても納得できなくて・・・
そこであれこれ探して見つけたのがコチラ。
CalDigitにはApple公式サイトでも販売しているCalDigit TS3 Plusドックというものがあるんですが、色々な理由があって今回はUSB-C Pro Dockを選びました。その辺りの理由も踏まえながらレビューしていきたいと思います。
それではいってみましょう。
CalDigit USB-C Pro Dock
CalDigitのUSB-C Pro Dockは据え置き型のハブで、MacBookなどのラップトップPCの拡張ドックとして使うことができます。様々な端子が備え付けられているのでこれ1つあればほとんど何でも出来る、そんな夢のようなアイテムですね。外部ディスプレイ運用やデュアルモニター運用するには必須レベルですね。
このドックがあれば、USB-Cのケーブル1本でこれだけのことが出来ます。
- 外部モニター(DisplayPort端子)
- 外部ストレージ(SSDやSDカードなど)
- 外部スピーカー
- オーディオ入出力
- 有線LAN(ギガビットイーサネット)
- PCへの電源供給
かなり盛り沢山です。
外観と仕様など
まずはパッケージから見ていきましょう。
アップル製品にありがちな白箱。シンプルでいいですね。接続可能なモノがアイコンで描かれていますので分かりやすいですね。
中身はこんな感じ。
USB-C Pro Dockの本体と
電源アダプタ、
電源ケーブルと3 to 2ピン変換アダプタ
電源ケーブルに関しては、最初から3 to 2ピン変換アダプタが付属しているので別途用意しなくて大丈夫です。別モデルのTS3 Plusには付属してなかったとおもいます。
Thunderbolt 3 ケーブル (0.7m) 、
梱包内容は以上です。DisplayPortケーブルは付属していませんので別途必要になります。内容物に関してはあくまでも、USB-C Pro Dockを稼働させるためのものしか入っていません。
ポート関係はこんな感じです。
前面は、
向かって右から
- 3.5mm オーディオコンボジャック
- UHS-II対応のSDカードリーダー
- USB-C (3.2 Gen.2 10Gb/s 1.5A 7.5W)/ データ対応のみ
- USB-A (3.2 Gen.2 5Gb/s 1.5A 7.5W)
を備えています。
裏面が
向かって右から
- USB-C Pro Dock電源ポート
- DisplayPort 1.2 ×2
- USB-C / Thunderbolt 3 Host(85W)
- USB-A (3.2 Gen.2 5Gb/s 1.5A 7.5W)
- Gigabit Ethernet(有線LAN)
となっています。
USB-C Pro Dockの特徴
外観と仕様についてはざっくりお話ししましたので、ここではもう少し詳しく見ていきたいと思います。
最大85Wでの充電
背面にあるUSB-Cポートは、USB-Cとの下位互換性対応のThunderbolt 3ポートなのでThunderbolt 3またはUSB-Cのどちらのタイプのノートブックにも最大85Wで充電することが可能です。
85Wあれば僕が持っている12インチMacBookはもちろんのこと、現在販売されている現行のMacBook Air、13インチのMacBook Proも問題なく充電することが出来ます。16インチのMacBook Proに関しては純正アダプタが96Wになりますので、充電出来なくはないですがちょっと不安ですね。
高速カードリーダー搭載
ブログ撮影やスナップ撮影なんかでカメラを使うのですが、その時にSDカードの読み込みを行うことがあるのですが、このドックだとUHS-Ⅱの規格に対応していますので、大容量ファイルでも高速で転送できるのが嬉しいところ。簡単に言うと、UHS-Ⅰに比べてUHS-Ⅱの方が処理速度が速くなります。短い時間で大量のデータを転送できるということですね。
UHS-Ⅱ規格のSDカードリーダーを搭載したハブはあまりありませんので、購入時の1つの指標となるかと思います。写真や動画などのデータをたくさん扱う人はもちろんこのUHS-Ⅱ規格のカードリーダーを搭載したモデルを選ぶのがいいですね。
有線イヤホンにも外部スピーカーにも対応
前面に3.5mmのオーディオコンボジャックがあるので、有線イヤホンや外部スピーカーの接続ができます。リモートワークなどでテレビ会議等が多くなり、長時間の会議になるとAirPodsのようなワイヤレスイヤホンの場合は充電の心配があります。このドックなら有線イヤホンが使えますのでバッテリーを気にせずイヤホンが使えます。
実際僕も、ZOOMでのミーティングの時にAirPods Proの充電がなくなることが結構ありますので、すごく助かります。
外部ストレージや周辺機器も簡単接続
前面と背面に合わせて4つのUSBポートを搭載していますので、外付けSSDやキーボードやマウス、マイクやスピーカー、スマホなどの充電が可能です。
キーボードもワイヤレス、トラックパッドもワイヤレス、マウスは使わないのでとりあえずは今のところ繋ぐものはありませんのでスッキリしてますが、今後はSanDiskなどの外付けSSDなんかは使う可能性はありそうですね。充電に関してはPro Dock横にmophieのワイヤレスチャージングパッドを置いているのでドックから充電することはほとんどありません。
けーすけ Apple WatchにもAir Pods ProにもiPhone 11 Proにも定位置ができました。 どうもこんにちは。プラマケのけーすけです。 &[…]
実際の使用感とか
ここからは実際に使用してみての良いところとイマイチなところになります。こういった据え置き型のハブを使うのは初めてでしたが、総評としてはかなり使いやすくて良かったです。イマイチなところについては、現環境下ではほとんどありませんので無理やり引っ張り出したような内容です。
良いところ①:デスクがスッキリする
冒頭でもお話ししましたが、最大のメリットはデスク上がスッキリすることです。MacBookからケーブル1本繋ぐだけでドッグの機能を最大限活用できます。充電も同時にしてくれるのでバッテリー残量も気にしなくて良いのはありがたいですね。
僕の場合は職場のデスクで使っているのでデスクは壁に引っ付けて設置しておらず、事務所内にアイランド型に設置しているのですが、それでもケーブル類もデスク下にうまく収納出来ていますのでデスク上、デスク周りも必要最低限のケーブルしかありません。
良いところ②:とりあえずオシャレでかっこいい
別モデルのCalDigit TS3 Plusドックと違って、薄型に変更されましたので見た目がとてもスマートになりました。Belkinからもドッキングステーションが販売されていますが形はそれに似ていますね。Appleシリコン搭載の12インチMacBookの新モデルが出るかもと囁かれている現在、1ポートしかないMacBookユーザーにとってはこのPro Dockは最強のUSB-Cドックではないでしょうか。
良いところ③:アップル製品との相性抜群
筐体の質感や色味は間違いなくアップル製品とベストマッチです。カラーはスペースグレーのみですが実機と比べてもほぼ同じ色味になっています。手触りも良いですし、ロゴの変な主張もありませんのでシンプルでミニマルなデザインになっています。
イマイチなところ①:インジケーターが眩しい
通電がひと目でわかるインジケーターが前面についているのですが、これがなかなかの眩しさ。日中ならまだ大丈夫なのですが、日が暮れて暗くなってくると目がちょっと痛いです。もう少し光量を抑えてもらえるとよかったのと、色が青じゃなくて白だったらもう少しオシャレ感が増したかもしれません。
イマイチなところ②:電源アダプタがデカい
Pro Dockに負けず劣らずの存在感を持つ電源アダプターですが、デスク下にうまく収納出来たのでよかったですがかなり大きいです。安定した電力供給のためにはこのサイズ感はやむなしといったところ。熱に関しては、そこまで発熱することもなく触ってもじんわり暖かい程度です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今日はCalDigit USB-C Pro Dockの紹介でした。僕個人が思うに12インチMacBookユーザーにとっては現段階で最強のUSB-Cドックだと思います。
Thunderbolt 3ポートを搭載していないMacBookでも使えるので、デスク環境の効率化や見た目の整頓が出来、MacBook Proのような取り回しができるのは本当に嬉しいです。
同じブランドのTS3 Plusドックや、BelkinのドッキングステーションはThunderbolt 3ポートを搭載していないMacBookは使えないようなので、どうしてもUSB-Cハブを使用しなければならないので見た目のスッキリ感やスマートさに欠けていました。
出来ればAppleシリコン搭載のMacBookも12インチが良いのですが、万が一発売されなくて13インチのMacBook Proに買い換える時が来ても、このままこのドックを使うことができますので、しばらくはこいつを愛用して行きたいと思います。
それではまた。