シンプルデザインが好きだけど、目に見えてポケットてんこ盛りも悪くないですね。
どうもこんにちは。
この10月後半戦、本業が本当に多忙すぎて全く更新できず申し訳ありません。なんとか生きています。笑
県外出張モリモリで、神戸に大阪、高知に福岡と飛び回っておりました。
今日からまた頑張って更新していきますので、よろしくお願い致します。
今日は僕が1〜2泊の出張のときにメインで使っているバッグパック「Thule Crossover Backpack 32L」。
あまり聞き馴染みのないブランドだと思いますが、実はバッグのブランドではなく、別の業界で有名なブランドなんですね。なので、今回は「THULE(スーリー)」というブランドから、僕の使っているバッグパック、そして、他のバッグ関係をご紹介していきたいと思います。
カメラ関係者の方も必見ですよ!!
THULEとは
このスーリーというブランド、北欧のスウェーデンに本社を置くメーカーで、車に装着するカーキャリアにおける世界最大のメーカーなんですね。
「Bring your life」というスローガンのもと、カーキャリア以外にもプロも使用する本格的なアウトドアバックパックから、リュック、スーツケース、自転車チャイルドシート、ベビーカーなど、様々な製品を世に送り出しているすごいメーカー。
デザインに関しては、国際的なプロダクトデザイン賞を多数受賞するなど、非常に高い評価を得ています。スーリーは物をより安全に、かつ簡単、スタイリッシュに「運ぶ」機能性、そして「運ぶ」だけではなく、「運ぶ」ことでのアクティブなライフスタイルを提案するための製品供給を行なっています。
なんだかすごくかっこいいブランドなんですね。
Thule Crossover Backpack 32L
まずこのスーリーのクロスオーバーを購入するきっかけからお話しすると、本業でお世話になっているお客様が新しく取り扱うブランドとして紹介してくれたのがこの「スーリー」。すごいブランドがあるよと。見にいきました。東京まで。
スポーツ用品関係のお客様ですが、取り扱っているブランドは幅広く、様々なブランドの取り扱いがあります。このスーリーで言うと、バッグパックはもちろん、小物関係やキャリーバックなど、本当にいろいろなアイテムがありました。その中で気になったのがこの「クロスオーバーの32L」。
人間関係と同じで、ファーストインプレッションというのは非常に大事。この32Lクロスオーバーも、実際ビビビッときたアイテム。使ってみるとさらに使いやすくて大満足です。
僕の気持ちはさて置いて、細かいところを見ていきましょう。
部屋の数が多い
バックパックにおいて、選ぶ際のもっとも重要なポイントが「収納力」。
バッグの容量ではないですよ、収納力(部屋の数)です。バッグがデカけりゃいいってもんではなく、最適な大きさでいかに効率よく収納できるか。バッグパックでもなんでもそうですが、この収容力が非常に重要です。
このクロスオーバーの部屋数は、7つ。(うち2つはサイドのペットボトル用)
まずはメインポケット。出張の時の着替えとか、カメラとかポーチ関係が入ります。メインポケット上部には、メッシュのポケットが横並びで2つありますので、ケーブルやモバイルバッテリー、スマホくらいなら余裕で入ります。
僕は愛用しているACアダプター「CIO USB AC Charger」を入れてます。
背中に一番近いポケット。ここは薄型のものが入るのですが、結構厚めのクッション付きなので、PCやタブレット、書類関係のものが入ります。PCだと15インチまでなら入ります。もちろん電子機器だけではなく、書類や雑誌なんかも余裕で入ります。
ちなみに、僕のMacBookが12インチなんですが、3台くらい入りそうなくらい余裕があります。まじで。
メインポケット上部の「Safe Zone」。このポケットには眼鏡やサングラス、スマホなど衝撃から守りたいものを入れるためのポケットで、取り外し可能なハードケース内蔵。このポケット欲しさにスーリーのバッグパックを購入するお客さんも多いんだそう。
レイバンのサングラスを投入。
ハードケースは取り外し可能です。
ケースごと入れることが出来ましたので、なかなかのスペースが設けられていますね。
少し見にくいですが、ファスナーについている輪っかと、バッグ本体のゴムを小さい南京錠なんかでロックもできる構造です。まさにセーフゾーン。鍵を失くさないようにしなければ。。。
こいつを・・・
こうして・・・
この状態で、小さめの南京錠とかでロックします。
そして「Safe Zone」下の少し小さめの部屋。ここはモバイルバッテリーやケーブル、ボールペンなんかが収納できます。ファスナー付きのポケットもあるので薬や、散らかりやすい細々した物なんかも収納できますね。無くしたくないチケットや経費清算用の領収書なんかにも便利。
適当に入れてみましたが、上から見ると、まだまだ入りそう。
1番外側に来るバックル付のストラップがついた「Shove-it Pocket」は、ハンドタオルやハンカチ、新聞や薄手の羽織物なんかを入れることができます。防犯面ではかなり弱いので、特に海外なんかではスリの被害に遭いやすいですので、貴重品関係は入れないようにして下さい。ただ、アクセスしやすいのでめちゃくちゃ便利。僕はモバイルバッテリーを入れてすぐ充電できるようにしています。
ポケットの固定はこのバックルを引っ掛けるだけ。
最後は両サイドにあるペットボトルやカメラ用の三脚、折り畳み傘などの収納に使えます。個人的にはあまり使わないポケットですが、両サイドにあるので、本当に簡易的に使うときは便利。
反対側にも。
どうでしょう。この部屋数。なかなかボリュームがあって使いやすいですよね。しかも、各部屋の中には様々なポケットがありますので、部屋の中でもさらに収納ができるのが嬉しいポイント。
高い通気性
バックパックといえば、背負った時の背中と肩の蒸れが気になるところですよね。このバッグパックは背面とショルダーストラップに一工夫が。
背面とショルダーパット部分には、通気性の高いメッシュ素材と厚みのあるEVA(クロックスにも使われている素材)のパッドを使用しているので抜群の通気性と持ち運びの快適性を実現しています。肩ベルト自体の太さもあるので、背負っていても本当に楽チンです。
夏場はさすがに蒸れたり汗ばんだりはしますが、他のバッグパックよりはマシかな?といったところ。
ドビー織りナイロン素材
ドビー織りナイロンを素材として使用しているので、完全防水とまではいきませんが、撥水効果があります。多少の雨なら問題ありません。僕はアメダスという防水スプレーも振りかけていますのでさらに安心。各ファスナーも水の入りにくいものを使用しています。
ちなみにドビー織りというのは、ドビー織り機という織り機で織られ、織り糸によって柄を出す織物や生地のことです。このスーリーのバッグ関係はドビー織り素材のものが多いのも特徴です。よく見ると、黒地に白っぽいシルバーっぽい柄が入ってます。
生地が結構な厚さで硬めなんですが、バッグ自体の重量は約1050gと非常に軽いです。おそらくこれより軽いバッグパックは数多あると思いますが、この質感、生地感でこの軽さはあまりないのではないでしょうか?
結構荷物を詰め込んでも、背負うと軽いので、肩への負担も軽減されてます。
ここ惜しいよね
このスーリーのクロスオーバー。ものすごくいいバッグパックなんですが、やはり惜しいところもちらほら。
購入するにあたっていいところばかりのレビューは信用ならないと思いますので、僕が感じる残念な点が2つだけありますので参考にしてみてください。
自立しない(しづらい)
バックパックが自立するかどうか。これ僕の中ではかなり重要な評価項目なんです。
床にしか置けないシーンが多くて、いつも倒れるんです。しかも、前向きに。MacBook入れて、着替え入れて、カメラ入れて、なんだかんだ重たいはずなのに前に倒れるという。これなかなかのストレスです。カフェとかでは愛用しているクリッパを使うので気にならないのですが、床に置いたりする場面では結構モヤモヤします。ボトム部分、それなりに幅広いんですが、なかなか自立してくれません。
ボトム部分の、前側が結構弱いようで、こんな感じに前傾姿勢。
数秒で・・・
メインポケットに多めに荷物を詰め込まないと、こうなりますので、荷物が少ない方は僕と同じようなことになるかもしれません。
セーフゾーンの位置
ものすごく便利な「セーフゾーン」なんですが、これ、メインポケット側に出っ張るように配置されているんです。しかも、ハードケース付きなので、結構幅を取るんですよ。ファスナーをガッツリ下まで開けないと手が当たって中のものが取り出しにくい。
頻繁に使うものはもちろんアクセスしやすいポケットに入れるので、そこまで気にはならないのでいいんですが、セーフゾーン自体は非常に便利ですが、メインポケットへのアクセスに対してはなかなか邪魔不便だなぁといったところです。
ハードケースを外して使ってみたこともあるのですが、あまり守られていなかったので、ハードケースは必要ですね。
他のモデルのおすすめとか
今回紹介したクロスオーバー以外にも、いい感じのバックパックがあるので、それらも少し紹介しておきますので、参考までに。
Crossover 2 Backpack 30L
大本命のクロスオーバー2。ブランドのカテゴリー分類では「PC用バックパック」です。
僕が持っているものよりも値段は高くなりますが、見た目のポケット数が減ってシンプルなデザインになりました。外観もブルーがなくなりブラック一色。めちゃんこカッコいいですね。
サイドポケットなんて収納されてますもんね。非常にスマート。
Covert DSLR Rolltop Backpack
続いては「カメラ用バッグパック」の「Covert DSLR Rolltop Backpack」です。
こちらは上半分が通常の収納、下半分がカメラ収納のバッグパック。こんな感じでカメラや周辺機器の収納ができます。
しかも、取り外し可能。
まとめ
いかかでしたでしょうか。
今回ご紹介したスーリーのクロスオーバー32L。
個人的にはサイズも最適で、部屋もたくさんあってものすごく使いやすいです。バッグパックとしての機能を存分に味わえています。このスーリーのバッグパックで世界一周している日本人の方もいらっしゃるほどに、このブランドのバッグは優秀。タフネス。
価格は少し高めかもしれませんが、数年使い続けることの出来るバッグパックなら、気にならない価格帯ですね。
あまり街中では見かけないブランドですが、間違いなくカッコいいし機能性も抜群です。ビジネスでも使えるし、プライベートでも使えるし、PCやタブレットなどの電子機器、カメラなどの精密機器にまで対応したバッグを多数取り揃える「THULE(スーリー)」を一度お試しになってみてはいかがでしょうか。
本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。