【ROOM’Sスリッパ レビュー】靴の製法で作られた『歩く』ことに注力した履き心地抜群のスリッパ

 

けーすけ
靴屋の僕が全力でオススメします。

 

どうもこんにちは。プラマケのけーすけです。

 

今日はコロナでリモートワークの時間が増え、自宅で仕事をしたり過ごしたりする時間が増えたみなさんにオススメのルームシューズのご紹介です。

 

スニーカーのような外履きはこだわりを持っている方はとても多いのですが、スリッパやルームシューズは結構適当に選ぶ方が多くて靴屋的にはもったいないなーと思うところがあります。室内で過ごす時間ってなかなか長いし自宅の中でも意外と歩いているんですが、どうも重要視されていないというか。

 

なので、僕が購入したおしゃれでは着心地のいいルームシューズを紹介していきたいと思います。

 

それがコチラ。

 

では早速いってみましょう。

 

 

 


 

FRONTIER ROOM’S

 

 

2016年のグッドデザイン賞を受賞したのを皮切りに、様々なデザイン賞を受賞しているFRONTIER(フロンティア)。シンプルな見た目なのに機能性と履き心地は抜群、”歩くこと”を考えて丁寧に作られたスリッパがこの『ROOM’S』です。

 

スリッパなのにちゃんと箱に入ってます。

 

 

箱の破れは届いた時からでしたので少し残念な気持ちになりましたが、中身は全く問題ないので大丈夫。

 

箱だけじゃなく、シューズ袋にも入っています。大事にされている感じが好き。

 

 

さらには型崩れ防止用のシューキーパー的な厚紙まで。

 

 

至れり尽くせりですね。

 

合成皮革でメンテも楽

 

 

アッパー素材には合成皮革が使われていますので、本革のような質感を持ちながらも水に濡れたり汚れた時にサッと拭き取ることで汚れを取ることができます。

 

見た目もすごくシンプルなので、来客時にそのまま履いていけるのが嬉しいところ。合皮ですがそれなりに履きジワも楽しめます。アッパーの中心に1本のラインが履いているので足長効果もあって女性の方には嬉しいポイントかもしれません。たかがスリッパですが侮れません。

 

靴の製法を使うことで履き心地アップ

 

画像引用:MONOCO

 

普通のスリッパと違ってこのROOM’Sは”ラスト”と呼ばれる靴の木型を使って職人が1足1足立体成形して作っています。そうすることで足を包み込むようにしっかりと形作られるので、足を入れたときの履きやすさや履き心地が格段に良く、フィット感がすごいです。

 

これは靴を作るとき甲の部分のアッパーとソールと呼ばれる底面を固定するための工程でもある『吊り込み』という製法を使っていて、、この吊り込みをすることでスリッパも履き心地やフィット感がかなり変わってきます。

 

特に履いたときの足の密着感が他のスリッパに比べて高く、スリッパ特有の”パタパタ”する感じがあまりないのが良いですね。

 

朝の忙しい時間など、家の中を動き回っても脱げそうになることはありません。

 

つま先の角度が素晴らしい

 

 

みてください、このデザイン。

 

普通のスリッパではあまり見られないつま先が持ち上がったデザインになっています。こうすることで、つまづきにくくなったり、歩き出しがスムーズだったりします。

 

階段の上り下り、カーペットや絨毯の端っこなども引っ掛けにくくなるのは、すごく良いですね。

 

履き心地の秘密が至る所に

 

 

吊り込み製法のおかげで履き心地やフィット感がいいのは説明しましたが、履き心地の秘密はこのソールにもあります。

 

ソール全体にEVA素材のクッションフォームが入っていて、かかと部分は少し厚みを持たせています。EVAとは分かりやすく言うとクロックスと同じ素材です。あの素材を入れていますので、床の硬さや冬場のフォローリングの冷たさを感じにくくなっています。家の中で立ちっぱなしになっても疲れにくい構造になっているんですね。

 

 

また、アウトソールにはスエード調のポリエステル素材が使われており、さらにはかかと部分と足裏の指の部分に滑り止めパーツが付いています。これのおかげでフローリングでも滑りにくくなっていますので、安心して歩き回ることができます。滑り止めだけではなく、スリッパ特有の『パタパタ音』も軽減してくれます。

 

つま先の内側には樹脂製のシートが挟み込まれています。

 

 

これにより、つま先をガードして保護してくれます。小指ぶつけて悶絶したり、何か物を落とした時も衝撃を軽減してくれます。

 

これ以外にも、中敷のつま先部分にメッシュ素材を使うことで通気性を良くしたり、

 

 

高機能シューズにも使われている軽量で柔軟性があって耐久性もあるテキソンボード(靴の中敷のベースに使われるパーツ)を使っていたり、機能てんこ盛りのスリッパなんですね。

 

カラーバリエーションとサイズが豊富

 

このROOM’Sはカラーバリエーションがとても豊富。

 

キャメル

 

ダークブラウン

 

グレー

 

アイボリー

 

カーキ

 

ネイビー

 

レッド

 

ホワイト

 

僕が購入したブラックを入れると全部で9色展開です。

 

サイズに関しては男女兼用でMサイズが22.5cm~24.5cm、Lサイズが25.0cm~27.0cm、LLサイズが27.5cm~28.0cmになっています。その3サイズに加えて18cmと20cmの子供用サイズも展開されています。

 

なので、お揃いで履いたり親子で履いたり、プレゼントしたりとかなり使い勝手のいいスリッパになっています。小さいお子さんに履かせるのはちょっと怖いですが、18cmくらいのサイズのお子さんなら大丈夫そうです。

 

実際に履いてみて

 

 

オフィスで実際に履いてここ数日過ごしていますが、これ良い。

 

オフィスのデスクはFLEXISPOTのスタンディングデスクなので、朝一番やお昼ご飯後、夕方の3回ほど立って作業しているのですがこいつを買うまでは靴下履いてスリッパなしの状態でやってたわけです。作業初めはいいのですが30分くらいしてくるともうね、足裏がめちゃくちゃ痛いんです。

 

でもこいつを履くようになってからは30分以上立っても足裏の痛みはそこまでありません。立ってることによる足の疲労感はありますが。

 

けーすけ
これは想像以上。

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

今日はFRONTIERから販売されている靴の製法で作られた履き心地抜群のスリッパ『ROOM’S』の紹介でした。

 

リモートワークが増えて家で過ごす時間が増えた今日、室内用のスリッパにもこだわりを持ちたい。そんな思いで今回このスリッパを購入しました。スリッパに3,000円近くの出費はどうなんだろうと思いましたが、実際足を入れて歩き回ってみるとその考えは一変。

 

歩きやすく脱げにくい。履き心地もよく足裏も痛くなりにくい。今回購入したこのスリッパがダメになったら間違いなく同じ物をリピートするでしょう。それくらいこのスリッパは最高です。

 

もし室内用のスリッパをお探しの方がいらっしゃいましたらぜひ参考にしてみてください。靴屋の僕が自信を持ってオススメします。

 

それではまた。

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