【Logicool ERGO M575 レビュー】10年ぶりのアップデート!初めてのトラックボールマウスにオススメな逸品

 

けーすけ
このヌルヌル感がクセになりますね。

 

どうもこんにちは。プラマケのけーすけです。

 

仕事場の作業環境をガラッと変更してから、Appleのトラックパッドをメインで使ってきました。もともとどのノートパソコンでもトラックパッドを使うことが多く、マウス自体を使うことがあまりなかったのですが、今回ずっと気になっていたロジクールのトラックボールマウスが10年ぶりにアップデートされて11月に発売されました。

 

実は2017年9月に発売された同じくロジクールのトラックボールマウスの上位モデル『MX ERGO』も購入検討していたのですが、バッテリーが充電式ということと価格が1万オーバーということでスルーしてました。あれはあれで良かったのですがイマイチ踏み切れませんでした。

 

ということで、今回購入したマウスがコチラ。

 

 

それではさっそく見ていきましょう。

 

 

 


 

Logicool ERGO M575

 

 

2020年11月26日、ロジクールから発売された無線トラックボールマウス『ERGO M575』ですが、2010年に発売された『M570』の後継モデルとして10年ぶりにアップデートされ登場しました。

 

M570の後継ということで、その流れを受け継ぎつつも2017年9月に発売された最上位モデルの『MX ERGO』の流れも継承しているまさに”いいとこ取り”のトラックボールマウスが誕生しました。トラッキング性能の向上だけではなく、”ERGO”の名にふさわしい手の負担を軽減する人間工学デザインをフルに取り入れたハイブリッドなトラックボールマウスになりました。

 

Logicool ERGO M575 外観と仕様

 

商品パッケージはプラスチックは使われておらず厚紙のみ。環境への配慮も感じられますね。

 

 

本体はこんな感じ。トラックボールの色味がグレーがかったブルーになりちょっと落ち着いた印象になりました。

 

 

 

今回購入したのはAmazon限定カラーのブラック。ロジクール公式サイトにはないカラーです。ブラック以外には、ロジクール公式のグラファイトとホワイトのカラー展開があります。

 

ホワイトとグラファイトはコチラから確認できます。

 

裏面です。

 

 

中央に電源のオンオフスイッチとUSBとBluetoothの切り替えボタン、それと電池ボックスがあります。右端にはトラックボール取り外し用の穴があります。これはM570と変わらないですね。

 

駆動は単3の乾電池が1本。USBレシーバーでの接続なら電池1本で最長2年間も使えるそう。おそろしい。

 

 

M575の重量は

 

 

 

電池込みで153g、前モデルのM570が136gなので17gほど重たくなっています。

 

同じ部署の後輩がM570をずっと使っているのでちょっと拝借しましたので並べてみます。左がM575で右がM570。

 

 

 

 

横に置いて比べてみると形や角度がやっぱり違いますね。M570の方が、掌に当たる部分がこんもりしていて高いですね。

 

 

ちょっと分かりにくいですが、スクロール用のホイールがM570はマウスに対して垂直に近いですが、M575では少し外側に倒れ込むように配置されています。この微妙な角度も人間工学に基づいているということですかね。

 

 

トラックボールの挙動に関しては、後輩曰く”新品でこの滑らかさはすごい”とのことでした。使い慣れて馴染んでくるともっとヌルヌル動くそうです。楽しみですね。

 

 

Logicool ERGO M575 特徴①:電池寿命がとにかく長い

 

 

先ほども軽く述べましたが、とにかく電池寿命が長いんです。乾電池1本で2年間も動き続けるなんて聞いたこともありません。もちろん使い方にはよりますが、僕の場合は使うときに電源オン、帰るときに電源をオフにしていますが、この使い方だとどれくらい電池持つのか楽しみですね。

 

ちなみにBluetooth接独の場合の電池寿命は最長で20ヶ月とのことですが、それでもめちゃくちゃ長寿命ですよね。持ち歩く機会はあまりありませんが、気兼ねなくBluetooth接続でも使用できるのはありがたいですね。

 

Logicool ERGO M575 特徴②:全体的な傾斜角度が手に優しい

 

 

全体的に右側に傾いたこの角度は、人間工学に基づいた角度で、非公表ではありますが、何も考えずマウスに手を乗せたときのフィット感がすごく心地いです。意識的に手首を起こしたり倒したりしなくて良い角度。これが全てを物語っているのかもしれません。

 

小さいポイントですが、スクロールホイールもマウスの形状に合わせて少し右側に傾いています。この小さな変更点も大きな進化といったところですね。マウス操作から苦痛が取り除かれたような気分です。

 

Logicool ERGO M575 特徴③:カラーバリエーションが増えた

 

 

M570の時はロジクール定番のグラファイトというグレーに近いカラーのみでしたが、今回のM575からは待望のブラックとホワイトが仲間入り。

 

ロジクールの公式サイトで購入できるのはグラファイトとホワイトで、Amazon限定カラーとしてAmazonでのブラックの購入が可能。ただ、保証期間に違いがあり、公式カラーのグラファイトとホワイトは2年間の無償保証、ブラックは1年間の無償保証となっています。

 

Amazon限定カラーだからか、保証が1年間だからかブラックのみ価格が4,990円とグラファイトとホワイトに比べて安くなっています。お試しで使ってみたいという方にはありがたいですね。

 

Logicool ERGO M575 実際に使ってみて

 

 

1週間ほど実際に使用してみた感想ですが、とにかく手が痛くない。トラックパッドの場合は手首を結構使う操作になるので、結構負担になっていたのですがこのトラックボールマウスは指だけを使うので腕全体への負担が激減しました。

 

何も考えずマウスに手を乗せて指先での操作。これほどまで楽チンだとは思いもしませんでした。

 

ただ、慣れの問題もあるのですが、不満点もチラホラ。

 

Logicool ERGO M575 不満点①:コントロールホイールの操作性

 

自転車の乗り方と一緒で、なんだかんだトラックパッド歴が長いとはいえマウス操作自体は体に染みついています。しかもWindowsのパターンです。マックに関してはホイールの動作がWindowsとは逆になりますので、その点だけが未だに使いにくいというか意識しないと間違った操作をしてしまいます。

 

Macの場合はページを動かす方向にスクロールさせないといけないので、下にスクロールしたい時はホイールを上に動かさないといけません。トラックパッドではもちろんこの動きに慣れているので問題ないのですが、マウスとなると別。頑張ります。

 

Logicool ERGO M575 不満点②:ボタン数が少ない

 

比較対象が最上位モデルの『MX ERGO』になってしまうのですが、総ボタン数が少ないということ。これは何かというと、ロジクールにはLogicool Optionというカスタマイズアプリのようなものがあるのですが、ここでマウスのボタンに対して様々なショートカットを振り分けることができるカスタマイズ機能があるのですが、MX ERGOの8つに対してM575は5つ。

 

メインの2つのボタンを省くと3つですね。

 

 

こレは少し不満点ですね。まぁあれば便利、効率化が図れるといったオプション的機能なので使わない人は使わないと思います。

 

まとめ

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

10年ぶりのアップデートとなったロジクールのトラックボールマウス『ERGO M575』は大人気の前モデル『M570』を見事に昇華させて、しかも最上位モデルの『MX ERGO』の流れも継承しているハイブリッドなマウス。

 

 

トラックパッド派だった僕も、完全移行とまではいきませんが2台を上手いこと運用して手の負担を軽減してしています。慣れるまでに時間は掛かるかもしれませんがファーストインプレッションはかなり良い感じですね。意図的にマウスを使うようにして早く操作性に慣れたいものですね。

 

5,000円程度で購入できる最新のトラックボールマウスM575は初めてのトラックボールマウスとしても非常にコスパの良い機種だと思います。木になる方はぜひ一度チェックしてみて下さいね。

 

それではまた。

 

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