どうもこんにちは。プラマケのけーすけです。
先日購入したSIGMAの16mmF1.4の広角単焦点レンズがおかげさまでレギュラーメンバー入りを果たしたんですが、日中の撮影だと明るすぎてF値を上げないと白とびしてしまって、F1.4の”ボケ感”が生かせないんですね。
けーすけ 広角単焦点レンズって良いですね。 どうもこんにちは。プラマケのけーすけです。 昨年の夏頃に初めて、SONYのミラーレス一眼『α6000』を購入して最[…]
F値を上げたら日中でも撮影できるけど、F値をあげるとせっかくの”ボケ感”が出せない。
そんな悩みを解決してくれるのがNDフィルター。いわゆるレンズに着けるサングラスのようなアイテム。これをレンズに装着することで、F値を下げたまま日中の明るすぎるところでも撮影ができるというわけですね。
そんな僕が購入したのがコチラ。
ではさっそく見ていきましょう。
- 1 K&F CONCEPT 可変式NDフィルター
- 2 実際に撮影してみた
- 2.1 【NDフィルター無し / F1.4 / ISO 100】
- 2.2 【NDフィルター有り(ND2) / F1.4 / ISO 100】
- 2.3 【NDフィルター有り(ND32) / F1.4 / ISO 100】
- 2.4 【NDフィルター無し / F2.8 / ISO 100】
- 2.5 【NDフィルター有り(ND2) / F2.8/ ISO 100】
- 2.6 【NDフィルター有り(ND32) / F2.8 / ISO 100】
- 2.7 【NDフィルター無し / F5.6 / ISO 100】
- 2.8 【NDフィルター有り(ND2) / F5.6 / ISO 100】
- 2.9 【NDフィルター有り(ND32) / F5.6 / ISO 100】
- 3 簡単に作例
- 4 まとめ
K&F CONCEPT 可変式NDフィルター
もう言わずと知れた有名メーカー『K&F CONCEPT』さんの可変式のNDフィルター。
日中の明るい環境でもボケ味を活かすためにF値を下げたまま適正な明るさに調整できるすごいアイテムです。
開封していく
箱をパカっと開けるとハードケースが。
ハードケースの中にNDフィルターが入っています。
フィルターに対してハードケースが大きすぎる気がしますが、ハードケース自体もしっかりしているのでこのまま持ち運びできますね。
シグマのレンズ口径が67mmなので、NDフィルターももちろん67mmをチョイス。
上のリングをクルクルと回すことで、フィルターの濃さが変わります。
ND2だと前玉がうっすら見えますね。
最も濃いND32だと・・・
真っ暗で何も見えませんが、これはこれですごくカッコイイです。
取り付けていく
取り付けはとても簡単で、通常のフィルターと同じでレンズにクルクルと回して装着するだけ。
簡単ですね。
NDフィルターは、ND2/ND4/ND8/ND16/ND32の5段階で濃度調整が出来ます。
数値が小さいと薄く、数値が大きくなると濃くなっていく仕組みです。
レンズフィルターとの併用可
この手のフィルターは、何枚も重ねて装着すると写真の一部、もしくは四隅に”ケラレ”というものが発生することがあります。
ケラレというのはレンズフードが映り込んだり、フィルター重ねすぎた時にフィルターの枠が映り込んでしまうことで発生しますが、今回は写真を見る限りでは発生しませんでした。
レンズに装着した感じはこんな感じです。
本来はフィルターを重ねて装着するのはあまり良しとされていませんので、できれば別で装着したほうがいいかもしれません。
ちなみに、僕が装着している保護用レンズフィルターはこれですが、
これ以外のフィルターはNDフィルターとの併用ができないかもしれませんのでご注意を。
レンズフードは装着出来ない
NDフィルターを装着した場合、付属のレンズフードは装着出来ませんでした。
実際に撮影してみた
ここからは実際に外に出て試し撮りをしてきた写真を見ていきます。
とりあえずはそれぞれのF値で、NDフィルターの有無でどれくらいの変化があるかを見てみます。
ここでは、
- F値は『1.4』『2.8』『5.6』の3パターン
- NDフィルターは『無し』『有り(ND2)』『有り(ND32)』の3パターン
で比べてみます。
【NDフィルター無し / F1.4 / ISO 100】
【NDフィルター有り(ND2) / F1.4 / ISO 100】
【NDフィルター有り(ND32) / F1.4 / ISO 100】
【NDフィルター無し / F2.8 / ISO 100】
【NDフィルター有り(ND2) / F2.8/ ISO 100】
【NDフィルター有り(ND32) / F2.8 / ISO 100】
【NDフィルター無し / F5.6 / ISO 100】
【NDフィルター有り(ND2) / F5.6 / ISO 100】
【NDフィルター有り(ND32) / F5.6 / ISO 100】
どうでしょうか。
F値1.4だとやはりISO感度を落としてもNDフィルター無しだとしんどいですね。
一応、F値5.6でも撮影してみましたが、NDフィルターを1番濃くしたらもうほとんど真っ黒になりますね。
簡単に作例
ここからは、絞り優先モードでF値は1.4、ISOは100、露出補正を-1.0にして撮影しています。すべて撮って出しです。
NDフィルターを装着することによって日中のかなり明るい場所でもF値を落として撮影することが出来ますね。
ここからは適当に撮影した写真を載せます。
SNSでよく見る絵面、順光。
SNSでよく見る絵面、逆光。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
日中の明るい場所でもしっかり撮るためのアイテム『NDフィルター』の紹介でした。
レンズのサングラスみたいなアイテムで、装着することで光を取り込む量を調整できるので背景をボケさせたい場面でも白飛びさせることなく撮影することが出来ます。
少々値が張りますが、この可変式のNDフィルターを1枚持っているだけで撮影の幅がグッと広がりますので気になっていた方はぜひチェックしてみてください。