どうもこんにちは。プラマケのけーすけです。
みなさんの出張や旅行の時の3種の神器(ガジェット)はなんですか?僕の場合は以下の3つ。
- モバイルバッテリー
- カードリーダー
- モバイルルーター
9月ごろからまた出張へ行く回数が増え、ホテル生活を送ることが増えてきました。関東圏への出張は未だに禁止令が出ていますが、それ以外の場所についてはだいぶ社内規制も緩くなってきましたので10月なんかは月の半分が県外出張でした。
ここ最近は身の回りの出張用ガジェットも充実してきましたので、自前で用意できるものに関しては不満点は特にありませんでしたが、いろいろなホテルに泊まる(より環境の良いホテルを求めて新規開拓してる)ので、ハズレのを引くこともしばしば。
そんな時のハズレの原因はずばり”ネット環境”です。僕のメインPCがMacBookなので有線LANに対応していません。基本的に外出先でのWi-Fiを利用してネット環境に繋ぐのですが、ホテルによっては有線LANしかないとこや、Wi-Fiがあるけどかなり低速。なんてことでその日作業が出来ないなんてことになればなんて無駄な宿泊ということになるわけです。
そんな時に重宝するのが、有線LANを繋ぐことでルーター化してくれるトラベルルーター。ホテルルーターなんていう呼び名もあるアイテムで、有名どころでいうとプラネックスのちびファイですね。コンセントに挿すだけで使えるので本当に便利。
あと持ち歩いているのが以前紹介したAnkerの7-in-1のハブですね。これはSDカードやUSBメモリなど写真などの大容量のデータをやり取りするのには必須です。
でもこの3つを持ち歩くとなるとなかなか荷物が嵩張るというもの。出張時の荷物を減らしたい一心で前々から気になっていたあいつを今回購入しました。
それがコチラ。
PD対応の小型ACアダプターで有名なRAVPOWERから出ている多機能型ワイヤレスカードリーダー。
それでは見ていきましょう。
RAVPOWER RP-WD009の外観
RAVPOWERの”FileHub RP-WD009”は、多機能型のワイヤレスカードリーダーで、最大8時間40分の連続使用が可能で、カードリーダーだけではなく、その大容量なバッテリーを生かして6,700mAhのモバイルバッテリーとしても使用可能。
また、ホテルなどにあるLANケーブルをこのWD-009に挿すことで、有線のネット環境をルーター化してWi-Fi環境に変えてくれる機能も搭載しています。
まずはパッケージから。
中身はこんな感じ。多機能なのにここまでコンパクト。
中身は本体と充電用ケーブルのみ。ケーブルはUSB-A to USB-Cケーブルです
手にすっぽり収まるサイズで、寸法は約113mm×76mm×25mm。
重さは194gなのでiPhone 11 Proと同じくらいの重量ですね。比較してみると、横幅はほぼ同じ、縦は約半分、厚さが約2倍といった感じです。
各ポートは、本体の右側面に電源ボタン、
本体の左側面にはWi-Fi切り替えボタンとSDカードスロットとSD to USBのバックアップボタンがあります。Wi-Fi切り替えボタンというのは2.4Ghzと5GHzを切り替えることができるボタン。
天面にポート類が集まっていて、
フタを開けると、左からUSB-Aポート、真ん中にUSB-Cポート、右がLANポートになっています。
それぞれのポートは、USB-Aが出力、USB-Cが入力になっています。モバイルバッテリーとして使うのであれば、USB-Aポートにケーブルを繋がないといけません。USB-CポートはこのWD-009の本体充電用になりますのでご注意を。
本体表面にはインジケーターが備わっていて、点灯することで接続状態が分かるようになっています。
インジケーターは全部で5つあり、左から
- インターネットインジケーター:ネット接続
- Wi-Fiインジケーター:Wi-Fiの接続
- 5Gインジケーター:5GHzの接続
- SDカードインジケーター:SDカードの挿入の有無
- バッテリーインジケーター:バッテリーの状態
RAVPOWER RP-WD009の特徴
先ほども述べましたが、このワイヤレスカードリーダーWD-009は、カードリーダーとモバイルバッテリー、Wi-Fiルーターという3つの機能を備えています。ここでは1つずつその機能を紹介していきます。
機能①:モバイルバッテリー
本体のバッテリー容量は6,700mAhで僕の持っているiPhone 11 Proなら約1.5回充電できる容量になっています。
iPhoneも。
Osmo Pocketも。
出力もスマホが急速充電できると言われている1A以上の数値も出ているみたいですので、とても安心感のあるモバイルバッテリーとしての性能を誇ります。
写真は撮っていないですが、どうやらパススルー充電も出来そうですね。USB-Cケーブルで本体を充電しながらUSB-AからiPhoneへ充電が出来ています。
これはありがたい機能ですね。コンセント1つ分得した気分。
機能②:Wi-Fiルーター
Wi-Fiルーターとしての機能も備えたWD-009には、3つのモードがあり、
- アクセスポイントモード:有線ネットワークのWi-Fi化
- ルーターモード:ルーターとして
- ブリッジモード:複数端末の架け橋(ブリッジ)化
とありますが、僕が基本的に使うのは①のアクセスポイントモード。出張先のホテルに備え付けられているLANケーブルを繋ぐだけで有線ネットワークをWi-Fi化してくれます。
設定もとても簡単で、LANケーブルをWD-009に挿し、インジケーターの点滅が点灯に変われば設定完了です。
お手持ちのスマホを開いてWi-Fi接続の一覧にある”RAV-FileHub-2G-***”というのが、有線をWi-Fi化したものになりますので、スマホやパソコンで接続するだけでOK。ちなみに2.4GHz帯で最大300Mbps、5GHz帯で最大433Mbpsの高速通信が可能になっています。
他のモードについては簡単に説明すると、ルーターモードというのはWD-009をモデムに接続することでルーターとして使用することができるモード。プロバイダの接続情報を入力する必要があります。もう一つのブリッジモードは既存のWi-FiをWD-009のネットワーク名に変更することができ、そうすることでデバイスからWi-Fiに接続する時のパスワードの設定がめんどくさい。そんな時に便利です。他にも外出先からブラウザ経由でアクセス出来るDLNA機能も備わっています。なんかもうNASみたいですね。
特徴③:ワイヤレスカードリーダー
USB-AポートにUSBメモリやHDDやSSDを、SDカードリーダーにSDカードを挿すことでワイヤレスカードリーダーとして使用可能です。
使い方も簡単で、スマホに専用のアプリ”RAV FileHub”をダウンロードします。
RAV FileHub
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アプリのダウンロードができたら、Wi-Fiから”RAV-FileHub-2G-***”に接続します。そしてUSB-AとSDカードスロットに各メディアを挿入します。そのままダウンロードをしたアプリを起動すると挿入した外部メディアのファイルにアクセスすることが可能になります。
今回はSDカードスロットにSDカードを挿してみました。すると・・・
iPhoneのアプリ画面がこんな感じになり、SDカードの状態が分かるように。そして”ファイル管理”のところを押すと
こういう感じでアクセスが可能となります。
実際にアクセス出来れば、フォルダごとのコピペもほぼ直感的に出来るので特に迷うことなく使うことができると思います。
しかも、SDカードスロットにSDカードを入れて、USB-Aポートに外付けのHDDやSSDを接続してSDカードスロット横の”SD → USB”を押すことでSDカードないのデータをHDDやSSDにバックアップとってくれる機能も。
また、アプリ内のカメラ機能を使えば撮影した写真は自動的にSDカードに保存されていきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
1台でモバイルバッテリーとWi-Fiルーターとワイヤレスカードリーダーの機能を備えたRAVPOWER FileHub WD-009のご紹介でした。
出張や両校の多い方、ホテルでの作業が多い方はもちろん、常に持ち歩こことでストレージやネット環境の不安も解消してくれるアイテムになりますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
それではまた。