どうもこんにちは。プラマケのけーすけ(@PRAGMATICMARKET)です。
2021年4月7日までの申し込みで1年間無料で使うことができる楽天モバイルに滑り込みで申し込みを済ませて、間違えてnanoSIMで契約した愚かな人間です。
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その後、無事にeSIMに変更することができホッとしながら楽天モバイルを使っていますが、今日は楽天モバイル気になってるー、どうしよーなんて思っている方向けにちょっと使用レビューや僕の使い方をお教えしておこうと思います。
大前提として”LINEモバイルは解約せずに、1年間の無料期間で楽天モバイルを使う”という形になります。楽天モバイルはAndroidのみの対応でしたが、iPhoneでも使えるようになったので契約しました。
結論から言うと、現状契約しているキャリアに不満がない、通信の品質とかよりもとにかく安くたくさん使いたい。といった方以外は急いで契約しなくてもいいかもしれません。
楽天モバイルとは
3大キャリアと言われているdocomoやauやSoftBankに続く”第4のキャリア”としてサービスを開始した楽天モバイル。
自社通信網を獲得することで、3大キャリアと肩を並べました。よく比べられるのはLINEモバイルやUQのようなMVNO。MVNOというのは自社通信網を持っておらず、3大キャリアなどの通信回線を間借りする形で運営しています。
キャリアに参入するということは、通信を快適でスムーズにするために全国各地に自社の基地局を作り、それをさらに増やしていかなければなりません。それに加え、総務省から電波を割り振ってもらうことが必要になってきます。これが大変なのですが、楽天モバイルはソフトバンクなどにも振り分けられている”1.7GHz帯”の電波を獲得することができました。
晴れて大手キャリアの仲間入りを果たしたということですね。
気になる料金プランは”最適なワンプラン”ということで、使ったデータ量に応じて金額が決まるというもの。
僕の使い方だと、普通に使っても20GBいかないので、月のスマホ代は税込で2,178円。20GB使えて2,178円はなかなか安いですね。
データ使用1GBなら無料、楽天回線なら実質データ使い放題で月額税込3,278円は破格。恐ろしいもんですね。
現時点での使用環境
ここで実際に使っている僕の使用環境を紹介してみます。
使っているスマホはAppleのiPhone 11 Pro。
● 家にはWi-Fi環境が整っている(ソフトバンクエアー)
● 家は楽天回線エリア
● 会社にはWi-Fi環境が整っている
● 会社は楽天回線エリア外
ざっくりこんな感じ。基本的にはWi-Fi環境に包まれていますので、データ通信を使う場面は移動中くらい。出張は東京や大阪、広島や福岡や熊本など、大都市が多いのですが、たまにまだWi-Fi環境のないところも多いのでそういった出張が増えるとデータ使用量も増えるといった感じ。
楽天モバイルのイマイチなところ
ここからは実際に楽天モバイルをメインとして使ってみて感じたイマイチなことを共有していきます。
イマイチなところ① 楽天回線エリアが完璧じゃない
もちろん契約前から分かっていましたので、なんの文句もありませんが、僕の行動範囲で見てもこんな感じです。
濃いピンクが楽天回線のエリアで薄いピンクがパートナー回線エリア。白いところは全くもって未対応のエリアです。各県の主要市町村については、ほぼ網羅されているのが分かりますが、出張で色々なところに行って対応しているか確認すると、田舎の方は楽天回線エリア外がほとんど。拡大予定エリアにはなっているものの、いつ頃に対応するかは不明確ということで、まだまだソフトバンク回線のLINEモバイルが使い勝手はいいですね。
実際、僕の職場がある場所も楽天回線エリア外です。これは痛い。いや、Wi-Fiあるから大丈夫か。
イマイチなところ② 建物内だと不安定
楽天モバイルが総務省から割り振られた”1.7GHz帯”は屋内やトンネル地下なんかでは電波を拾いにくくなっています。
地下やトンネルは他のキャリアでも苦手な分野なので、特に気にしていませんが、問題は屋内。そう家の中とか建物の中ですよ。たまにものすごく電波悪いことがあります。基地局がまだまだ少ないので仕方のないこととはいえ、さすがに家の中や地上で快適に使えないのは問題あり。
大型ショッピングモールやスーパーなんかでいきなり電波なくなる時も多々あります。
それでもまあ、家も会社もよく行くカフェも大体はWi-Fi環境整っているので、楽天モバイルだけの運用はないのでそこまで問題はありません。
イマイチなところ③ パートナー回線エリアは月5GBまで
楽天回線エリアは無制限で使えるのですが、楽天回線エリアではない、パートナー回線エリアでは5GBまでしか使えません。
20GB、20GBと言われ続けているので、いざ5GBですよと言われると妙に不安な気持ちになりますね。普段あまり使わない人からすると十分なのかもしれませんね。
あとは、今いる場所が楽天回線のエリアなのか、パートナー回線のエリアなのかは、アプリを立ち上げて確認しないといけません。
楽天エリアだと思ってガンガン使っていたら実はパートナー回線エリアでしたーなんてのは悲しすぎますね。
アプリ立ち上げてみるだけなのですが、地味にストレス。アプリ自体はいろいろ確認できるので使いやすい方だと思います。
楽天モバイルのいいところ
ここからは楽天モバイルのいいところも。といっても現段階でも未完成な楽天モバイル。いいところはたったひとつ。
いいところ① とにかく安いのとデータ使い放題
冒頭でも紹介しましたが、とにかく安いです。僕はギリギリセーフで1年間無料のキャンペーンに間に合いましたので、2022年4月30日までは完全無料。
それ以降も普通に使って恐らくは20GBも使わないので最大で税込2,178円です。さすがに3GBしか使わないなんてことはなさそう。
ちなみにメインで使っているLINEモバイルは5GBで税込1,628円なので、楽天モバイルの方が圧倒的に安いですね。
あとはデータ使い放題で税込み3,278円は3大キャリアには真似できなかったことですね。イマイチなところでも上げましたがまだまだ発展途上なのでこれからに期待したいところですね。この価格のまま品質が良くなれば大手にも食い込んでいけそうですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今日は2年半ほどLINEモバイルを使っている僕が、1年間無料キャンペーンにつられて契約した楽天モバイルを1ヶ月使ってみた感想でした。
契約したり乗り換えるべきかという点では、現状契約しているキャリアに不満がない、もう通信の品質とかよりも安くたくさん使いたい。といった方以外は急いで契約しなくてもいいかもしれません。
楽天回線エリア内に家があるとか、職場があるとか、生活圏がそこという場合以外は、電波状況に波があったり、基地局がまだ完全に整っていないのもあって、結構ストレスが溜まります。
僕みたいに地方や、山間部などにお住まいの方は特に不便さを感じるかもしれませんね。
ただ1年間無料なので今は使っていますが、2022年5月からは楽天モバイルを使うかどうかは今のところは???といった感じです。
この1年間は楽天モバイルをメインで使って、通信状況を見てLINEモバイルに切り替えながら様子を見てみます。
1年間無料キャンペーンはもう終わってますが、今は3ヶ月無料キャンペーンをやってるので、気になる方は普通に契約してみてもいいと思います。解約もアプリから簡単にできますので。
それではまた。