【初心者向け】5分で分かる”最低限知っておくべき”焦点距離と画角

 

けーすけ
プロの素人カメラマンが分かりやすく解説します。

 

どうもこんにちは。プラマケのけーすけです。

 

2019年8月に初めてのミラーレス一眼『SONY α6000』を購入し、ほぼ毎日持ち歩いているんですが、つい先日2本目のレンズを購入しました。

 

1本目のレンズ『SONY SEL35F18』も単焦点レンズで、今回購入したレンズ『SIGMA 16mm F1.4』も単焦点レンズ。

 

同じ単焦点レンズなんですが、1本目は標準の単焦点、2本目は広角の単焦点なんですね。
何が違うのかというと、写真に写る範囲が違います。いわゆる『画角』ですね。

 

僕もそうですが、カメラを始めたての方やこれからレンズを買いたいけど焦点距離とか画角がいまいち分からない。
そんな方向けの内容になりますので、一緒に勉強していきましょう。

 

 


 

レンズ選びの基本は”焦点距離” 

 

 

 

焦点距離とは

レンズ選びの基本は『焦点距離』を理解するところから始まります。

 

焦点距離というのは『カメラのセンサーからレンズの主点までの距離』のことを言います。

 

レンズ本体のどこかに、この焦点距離がどれくらいか数値で書かれています。このレンズで言うと、赤丸で囲んだ『16mm』と言うのが焦点距離ですね。

 

言葉だと分かりにくいので、図で表してみます。

 

 

赤い矢印が『焦点距離』です。

 

とりあえず、カメラ始めたての方や、これから始めたい方に覚えてほしいのは、
焦点距離が短いと広く撮れて、焦点距離が長いと狭く撮れるということです。

 

こんな感じ。

 

 

後で説明しますが、焦点距離『16mm』というのは短いです。なので、広く写すことができるレンズと言うことです。

 

焦点距離は『標準』『広角』『望遠』の3パターン

レンズを選ぶときに耳にするのが、『広角レンズ』や『望遠レンズ』というワード。

 

これは何かというと、先ほどお話しした通り焦点距離によって写真の撮れる範囲が変わってくる。という話をもう少し詳しく掘り下げないといけないのですが、焦点距離というのは一般的に『広角』『標準』『望遠』の3パターンに区別され、それぞれ『広角レンズ』『標準レンズ』『望遠レンズ』と呼ばれます。

 

  • 広角レンズ・・・焦点距離が35mmより小さいレンズ
  • 標準レンズ・・・焦点距離が50mmあたりのレンズ
  • 望遠レンズ・・・焦点距離が70mmより大きいレンズ

 

一般的に、人間の目の画角は120度くらいあるそうで、焦点距離に換算すると約12mmくらいの超広角レンズだそう。ただ、実際にきちんと見えているのは50度くらいだそうです。

 

この50度くらいの画角を焦点距離にすると大体50mmくらいになるそうです。
なので、『人がいつも見ている視界=焦点距離50mmあたり』のレンズを標準レンズと呼んでいるみたいですよ。

 

基本的には『広角』『標準』『望遠』の3パターンなのですが、これをさらに細かく分類すると、
広角レンズの中でも焦点距離が20mmより小さいレンズを『超広角レンズ』と呼びます。

 

それに対して、望遠レンズの中でも焦点距離が85~135mmくらいのレンズを『中望遠レンズ』焦点距離が200~300mmくらいのレンズを『望遠レンズ』焦点距離が400mmより大きいレンズを『超望遠レンズ』と呼びます。

 

この焦点距離に関しては厳密な決まりはないので、”大体これくらい”という感じで覚えておくといいかと思います。

 

参考までに、SONY SEL35F18とSIGMA 16mm F1.4を三脚と立てて撮り比べをしてみました。

 

まずはSIGMA 16mm F1.4。

 

 

続いてSONY SEL35F18。

 

 

どうでしょうか。
スライドで見れるようにしてみましょう。(左がSIGMA 16mm F1.4、右がSEL35F18)

 

 

それぞれのレンズをフルサイズ換算に直すと、SIGMA 16mm F1.4が焦点距離『24mm』、
SONY SEL35F18が焦点距離『52.5mm』ということになり、『広角レンズ』と『標準レンズ』ということになります。

 

 

イメージセンサーの大きさによって焦点距離と画角の概念が変わる

ここまでは、『焦点距離や焦点距離によって画角(撮影できる範囲)が変わってくる』という内容でした。

 

ここでは、使うカメラ(イメージセンサーの大きさ)によって先ほど説明した焦点距離と画角の関係が変わってくるというお話をします。
少し内容が難しいので、カメラに慣れてくるまでは「ふんふん」といった感じで読んでもらえればいいかと思いますが、内容的にはカメラやるなら絶対知っておくべき話なので、これを機に覚えてしまいましょう。

 

みなさん、『フルサイズ換算』とか『35mm判換算』という言葉聞いたことありますでしょうか。

 

この言葉がここの話の本質というか覚えてほしい内容で、今までの焦点距離のお話は全て『フルサイズ』でのお話になっています。

 

”使うカメラによって”という前置きをしましたが、
使うカメラが『フルサイズ機』なのか『APS-C機』なのか『マイクロフォーサーズ機』なのかで焦点距離と画角の概念がガラッと変わりますよ。ということです。

 

では『フルサイズ』とか『APS-C』って何なのかというと、カメラのイメージセンサーのことです。
撮像素子(さつぞうそし)とも言います。

 

センサーというのはこの赤で囲んだミラーのようなパーツのことで、

 

 

『フルサイズ機』と『APS-C機』と『マイクロフォーサーズ機』でこのセンサーサイズが変わってきます。

 

 

ざっくりですが、3つのセンサーサイズ比較は大体こんな感じですね。(この図の比率は適当です)
ちなみにiPhoneのカメラのセンサーサイズはフルサイズセンサーの30分の1のサイズだそう。

 

ここからが本番なのですが、このセンテンスの冒頭でもお話しした『フルサイズ換算』というワード。
これは簡単にいうと、”フルサイズカメラでの焦点距離に直すと”という意味で、カメラ本体のセンサーサイズの大きさによってレンズに記載されている焦点距離が変わってきます。

 

僕がメインで使っている『SONY SEL35F18』というレンズを例にしてみます。焦点距離は35mmです。

 

このレンズをフルサイズカメラに装着した場合、焦点距離35mmの広角レンズになります。記載通りの焦点距離になります。
しかし、僕の持っているSONYのα6000はAPS-C機なのでセンサーサイズがフルサイズよりも小さくなりますので、『35mm×1.5=52.5mm』という焦点距離となり、標準レンズになります。

 

もちろん、フルサイズカメラの場合は焦点距離はレンズに記載されている『35mm』になります。

 

なぜ1.5倍なの?とか難しい話は今回は抜きにしてもらって、今回覚えてほしいのは

 

  • APS-Cは、レンズに記載されている焦点距離の1.5倍がフルサイズ換算の焦点距離(Canonの場合は1.6倍)
  • マイクロフォーサーズは、レンズに記載されている焦点距離の2倍がフルサイズ換算の焦点距離

 

ということです。

 

焦点距離を『フルサイズ換算』という共通の単位にすることで、分かりやすくしていると思っていただければ大丈夫です。

 

ちなみに”焦点距離が変わっているのではなく、センサーの大きさの違いによって画角が変わっている”という認識の方が分かりやすくていいかもしれません。

 

こんな感じ。

 

 

センサーからレンズの主点までの焦点距離が同じ場合でも、使っているカメラのセンサーサイズが違うと、画角が変わってきます。

 

『フルサイズ』という共通の単位で会話したり表示したりすることで、誰もが同じ感覚で認識できるようにしているんですね。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。
今日はプロの素人カメラマンが焦点距離と画角についてお話ししてみました。

 

今日の内容をざっくりまとめると、

 

  • 焦点距離とは、センサーとレンズの主点までの距離
  • 焦点距離には『広角』と『標準』と『望遠』がある
  • 焦点距離が短くなれば広く撮れて、焦点距離が長くなれば狭く撮れる
  • センサーの大きさによって、同じ焦点距離でも画角が変わってくる。 (フルサイズ換算という表現で表される)

 

といった内容でした。

 

今後もこういったプチ勉強会的な記事を定期的に更新できればと思います。

 

カメラライフ楽しみましょう。

 

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