【初心者向け】5分で分かる”最低限知っておくべき”F値の話

 

けーすけ
今日はF値だよ。

 

どうもこんにちは。プラマケのけーすけです。

 

プロ素人カメラマンの私が、素人目線でカメラについてお話しするこの企画。

 

前回は”焦点距離と画角”についてお話ししました。

 

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今回は”F値”についてまとめてみましたので一緒に勉強していきましょう。

 

 


 

レンズ選びの基本”F値”

 

F値とはレンズが取り込む光の量を数値化したもの

 

F値というのは別名”絞り値”とも呼ばれていて、レンズが光を取り込む量を数値化したものを指します。

 

レンズの中に”絞り羽根”と呼ばれる物が入っており、この羽が開いたり閉じたりすることで、光を取り込む量が変わってきます。

 

当然、光を取り込む量が多くなれば明るい写真が撮れますし、取り込む量が少なくなれば暗い写真になるということです。

 

しかし、この絞り羽根はレンズの内部に存在していますので、「今どれくらい開いてるかなー」と簡単に確認することが出来ません。なので、羽根をこれくらい開こうと思って調整しても、確認できないので調整自体が困難。

 

そこで、今どれくらい羽が開いているか、閉じているかを確認するために作られたのが、この”F値”なんですね。絞り具合を数値化することで、共通認識として捉えることができるようになったのです。

 

数字が大きいほど光を取り込む量が減る

光を取り込む量を数値化した物がF値と言いますが、表記としては『F1.4』『F2.8』『F8』というような表記になります。

 

勘違いしがちなのですが、光を取り込む量が多くなれば、数字も大きくなると思いがち。

 

これは全くの逆で、F値の数字が小さくなればなるほど羽根が開いて光を取り込む量が多くなりますのでご注意を。

 

簡単に図にまとめてみました。

 

 

絞り羽根は簡単に円で表してます。黒い部分が羽根ということです。

 

F1.4からF22くらいまでのイメージで作成してみました。これがF値の全てではありませんが、なんとなくで幅を持たせてみました。

 

F値というと本来は『焦点距離を有効口径で割った数値』のことを指すのですが、そんな難しいことは置いておいて、『F値が小さい方がたくさん光を取り込める』と覚えておいてください。

 

F値でボケ感が変わる

ミラーレス一眼や一眼レフの醍醐味といえば”ボケ感”ではないでしょうか。

 

インスタグラムなんかで見かけるこんな写真。

 

 

『ポートレート撮影』とも呼ばれますが、被写体以外の背景がボケててとてもおしゃれな写真に仕上がってますよね。

 

F値は光の取り込む量だけではなく、この”ボケ感”にも影響しています。

 

難しい話は置いておきますが、F値が小さくなるほど被写界深度が浅くなってボケやすくなるという性質があります。絞り羽根を開放することでピントの合う範囲が狭くなり、被写体以外の背景にピントが合わなくなり、結果それが”ボケ”になるということです。

 

実際に、F値によるボケ方の違いを撮り比べてみました。

 

【F値1.8】

 

【F値8】

 

【F値22】

 

どうでしょうか。

 

F値が大きくなるにつれて被写体以外の背景もはっきりと写るようになるのが分かりますね。

 

F値1.8だと、手前や奥がボケてて中心の被写体だけシャープな写りですが、F8、F22とF値を大きくしていくと中心の被写体以外もシャープに写っています。

 

並べてみます。

 

 

こう並べてみると分かりやすいですね。

 

F値とシャッタースピードの関係

もう1度先ほどの図を見てみましょう。

 

 

先ほどもお話ししましたが、F値が小さくなると光を取り込む量が増えます。なので、一気にたくさんの光を取り込むので、短時間で露光ができて、シャッタースピードは速くなります。

 

シャッタースピードが速くなると、手ブレを防いでくれたり低いISO感度で高画質のまま撮影出来たりします。なので三脚などを使わずに手持ちでもバンバン撮影ができますね。

 

逆に、F値が大きくなると光を取り込む量が少なくなるので、長時間露光しなければなりません。その間は手ブレや振動の影響をモロに受け写真の仕上がりに大きく影響しますので、手持ち撮影よりも三脚などを使わないとなかなか上手く撮れません。

 

F値と画質の関係

こちらも図を見て頂きたいのですが、1番下の『画質』のところですが、基本的にF値を小さくすると画質が悪くなります。

 

 

これですね。

 

写真としてはかっこいいのですが、写真写りとしてはボケてて写りが良いとは言えませんよね。

 

ここでいう画質とはこのことです。全体的な解像感は失われていてボヤッとした写真になります。

 

基本的に、絞り羽根を絞っていく、つまりF値を大きくしていくと画質は良くなります。

 

これがF8。

 

F1.8よりもF8の写りの方がきれいですよね。

 

画質は『F5.6くらいからF11くらいまで』が最もきれいに写ります。その山を境にまた画質が落ちていきます。

 

絞れば絞るほど”小絞りボケ”と呼ばれる現象がおき、画質の鮮明さが失われ、全体にぼけた画像になっていきます。

 

基本的に風景やスナップ撮影なんかはF8やF11でとることが多いですので、覚えておくと良いかもしれません。ボケ感を追い求めすぎて風景なんかを撮ったときに『ん?あれ?』とならないようにしましょう。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

今回はF値についてのお話でした。

 

僕もカメラを始めたばかりでまだまだ勉強中ですが、こう言った座学よりも実際に撮影に行って色々と撮影しながら身につけていく方が楽しいですよね。

 

コロナも少しずつ落ち着いてきて外に出る機会が増えてきていますので、色々と撮影したいものです。

 

今日の内容は、

 

  • F値とは、光を取り込む量を数値化したもの
  • F値が小さくなれば光を取り込む量が多くなり、F値が大きくなれば光を取り込む量が少なくなる
  • F値を小さくすればボケ感を楽しめる(ポートレート撮影)
  • F5.6からF11くらいが最も画質が良くなる

 

といった内容でした。

 

ここで述べたことが全てではありませんが、僕みたいなカメラ初心者の方には最低限知っておいて欲しいF値のお話でした。

 

ではまた次回の勉強会でお会いしましょう。

 

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