【段ボールのこ ダンちゃんレビュー】メイドインジャパンクオリティが素晴らしい圧倒的使いやすさの段ボールカッター。

けーすけ
【捜索願】初代ダンちゃん行方不明です。

 

どうもこんにちは。プラマケのけーすけです。

 

いきなりですが皆さん、ネットショッピングで届いた段ボール箱、何で開けてますか?
おそらく一家に1つは置いているであろう、カッターやハサミを使って開けているかと思います。

 

でもカッターとかハサミって、使ってると知らない間に切り傷になってたり、手から滑り落ちて足に刺さりそうになったり、何かと危険な時が多くないですか?

 

僕もほぼ毎週、Amazonをはじめとするネットショップで商品を購入するので、段ボールやナイロン製の袋、封筒なんかを開封しています。

 

カッターだと便利なんですが、さっきも言った通り刃物なので取り扱いに慎重になったり、勢いよく開封して中身が破れたり傷ついたりしてしまうわけですよ。

 

そこで数年前から使っているのがコチラ

 

長谷川刃物株式会社の段ボールのこ『ダンちゃん』です。

 

段ボールから封筒まで開封できて、カッターやハサミよりも安全なダンちゃんを紹介していきたいと思います。

 

『家に届く段ボールの処理が大変』
『紐やPPバンドがうまく切れない』
『段ボール工作でうまく曲線に切れない』
『粘着テープが刃についてすぐ切れ味が悪くなる』

 

というような不満をお持ちの方必見のアイテムです。

 

それではいってみましょう。

 

 

 

段ボールのこ ダンちゃん

 

ダンちゃんを発売しているのは、”刃物の町”として有名な岐阜県関市の『長谷川刃物株式会社』さん。

岐阜県関市の伝統産業である”刃物”ですが、800年前から始まった日本刀製作を起源としているようで、最も盛んだったのは戦国時代。当時の関市には200名以上の刀匠が住み、多くの”銘刀”が生み出されました。

その技術は現代の刃物づくりに活かされ、包丁、ハサミ、ナイフ、カミソリなど世界的な刃物の産地を形成しているそうです。

長谷川刃物株式会社さんの公式サイトはコチラ

 

サイズ感でいうとこんな感じです。

 

 

カッターとほとんど変わらないくらいのサイズなので、非常に扱いやすいです。

 


 

両刃加工なのでカットしやすい

 

 

ダンちゃんの特徴として、刃の部分が『片側ギザ刃』加工されているので、段ボールやPPバンドなどの対象物をしっかりと捉えることができます。

 

そのため、刃がしっかりと段ボールに食い込み、滑ることなくザクザクと切れる仕組み。

 

片側ギザ加工とは、こんな感じで片面がギザギザとした加工がされていますが、

 

 

裏面は何も加工がされておらずツルツルのまま。

 

 

この加工が、段ボールなどの対象物をしっかり掴みますが、カットの際の滑りをよくしてくれる効果が。

 

両刃になっているので、カットしている時に持ち替えが不要になり、スムーズに作業することができます。カッターの場合は刃が片側にしかありませんので、いちいちカッターを持ち替えてなんて手間がありましたが、ダンちゃんにはないのでサクサクと作業ができます。

 

中身を傷つけにくい刃先

 

カッターやハサミと違って、刃先は尖っておらず、丸い形状になっています。

 

 

この加工により、うっかり激しく刃を入れても傷ついたり破れたりしにくくなっています。

 

それでいて刃の先端の片面がペーパーナイフのように少し薄く加工がされていますので、段ボールカットの際の一手目がスムーズに入れられます。

 

 

 

フッ素加工でベタつきにくい

 

『フッ素加工』とは、フッ素樹脂と呼ばれるものでコーティングする加工のことで、主にはフライパンや鍋の内側、炊飯器の内釜などに施されています。耐熱性・耐薬品性・難燃性・非粘着性に優れている加工となります。

 

そのフッ素加工を施したこのダンちゃんは、段ボールを留めているガムテープやナイロン製のテープをカットしても、非粘着性のおかげでベタつきにくく、カット性能が長持ちするようになっています。

 

ただし、このフッ素加工の効果が薄れる可能性があるので、シンナーなどでのお手入れは厳禁となっています。

 

お手入れに関しては、水分が天敵になりますので刃の部分に水気がついた時は、乾いた布で拭き取ってください。

 

段ボール工作にぴったり

 

この段ボールのこ『ダンちゃん』は、段ボール用のこぎりなので、子供の工作用にもぴったり。

 

先端のラウンド加工と、刃のギザギザ加工のおかげで、段ボールのくり抜きや曲線でのカットなんかもすごくしやすくなっています。

 

実際に家にあった段ボールで、子供心を取り戻しながら段ボールのくり抜きをしてみましたが、子供の頃にこのダンちゃんと出会っていれば、間違いなく芸術家、そう『段ボールアーティスト』になっていたかもしれません。

 

それほどまでに、カットしやすいです。

 

段ボールにダンちゃんを添えて、グサっと。

 

 

 

そのまま、ダンちゃんでギザギザと円を描くようにギコギコするだけで・・・

 

 

あっという間に丸の形にくり抜くことができました。

 

 

 

デメリットと使用上の注意

 

ものすごく使いやすいダンちゃんですが、デメリットが1つあります。

 

それは段ボールのクズが出ること。

 

『段ボールのこ』だけあって、カッターのようにスーッと切るわけじゃなく、ザクザクと刃を前後させカットしていきますので、その時に紙くずが出ます。

 

 

木材をのこぎりでカットしたときのような、あのクズです。

 

普通に段ボールの開封だけだと、クズは出ませんが、段ボールを捨てるために解体したり、子供と一緒に段ボール工作をした時には、掃除機がけが必須になります。

 

と言っても、木材ほどの量は出ませんので、ご安心を。

 

ダンちゃん以外のラインナップもたくさん

 

実はこの長谷川刃物さんには、CANARYというおり気なるブランドがあり、ダンちゃんもこのブランドの中の1つです。

 

このCANARYというブランドの段ボールカッター中にはダンちゃんだけではなく、色々な用途のアイテムがありますので、比較的有名どころだけ紹介しておきます。

 

 段ボールのこ:物流くん

カッターのようなスライド式で、小型なので携帯性の良さが人気。

 

 開封のこ:カイちゃん

荷物の開封に特化した、短い刃が特徴の開封専用ののこ。フッ素加工。

 

 

 段ボールのこ:ダンちゃん(スタンダード)

ダンちゃんのフッ素加工なしバージョン。フッ素加工バージョンよりも安い。

 

これ以外にも、色々な形状の段ボールカッターがありますので、気になる方は公式サイトをチェックしてみてください。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

段ボールのこ『ダンちゃん』の紹介でした。

 

 

このダンちゃんですが、『ハサミより優れている』『カッターよりも優れている』というアイテムではなくて、『選択肢のひとつ』として一家に1つ置いておくことをおすすめします。

 

 

”段ボールのこ”なのでカッターほどの切れ味はありませんが、取り扱いには要注意です。

 

 

このように握れますが、このままスッと引くとざっくりと切れてしまいますので、お子様が使う場合は必ず近くで一緒に作業するようにしてあげてください。

 

あと、保管も手の届かないところに置くのが大事です。

 

昨今、ネットショッピングの比率が増え、家にいながらなんでも買える時代になりました。多い人なら1週間に何個も段ボール箱が届いたりするのではないでしょうか。

 

そんな時にこのダンちゃんがあれば、重宝しますしあってよかったーという場面が多々あります。価格も高くありませんので、要チェックしてみてください。

 

スポンサードリンク